議論したくなるテーマが満載! 112冊目《穆斯林的葬礼》

厳かな装丁に怖気づいて長い間読む気になれない本でした。いざ読み始めてみると、予想していた”固さ”はなく、話の展開が気になって、後半は一気に読み終える程夢中になりました。

イスラム教徒の3代にわたる壮大なストーリーで、ところどころに、それだけを抜粋しても議論ができそうなテーマが散りばめられています。例えば、主人公の兄の婚姻問題、主人公の隠された秘密、女性Aの選択、男性Bの煮え切らない態度など。

読んでいる時は話の展開が気になるあまり、こういった誰かと議論したくなる点はとりあえず置いておき、読むことに集中していたのですが、読了後は時間が経つにつれ、上記で書いた「女性Aの選択」を理解できず、どうしてそのようなことができるのか釈然とせず、次第に憤りさえ感じてきてしまいました。

イスラム教徒の風習や、玉細工に関する詳細な描写の箇所は、読んでいて難しく感じましたが、それ以外の部分は比較的わかりやすい文体で書かれています。実在したイスラム教徒を基に書かれたフィクションのようで、気楽な読み物として読むことをおすすめします。私は感情移入しすぎた結果、最後に明らかになる事実が私にとって「あり得ないこと」であり、これにより、この作品の設定自体に無理があるような気さえしてしまいました。読後の爽快感は日を追うごとに褪せ、悶々とした感情を未だに感じています。

また、「女性Aの選択」の他、女性A(年下)と女性B(年上)の主張のどちらが正しいと思うか?という点も、議論になると思います。私がこの部分を読んで真っ先に思ったのは、「これって白石一文さんの『翼』がじゃないの!」でした。ちなみに私は、女性Aの主張・考え方に同感ですが、「理解してほしいなら、その切り出し方は違うんじゃないの?」とツッコミを入れながら読んでいました。女性Aの価値観には賛同するものの、彼女の態度とその後に行った選択には賛同できず、総合的に女性Bに同情する結果となりました。

ネタバレしないように書いたため、わかりづらいかもしれません(中国語感想文は9割ネタバレです)。この本には誰かと議論したくなる点が複数あり、書き始めたら止まりません。本筋の主人公の純愛ストーリーには涙しつつも、要所要所で色々口を出したくなる作品でした。それだけテーマが多彩に散りばめられているということですね。誰かと同時に読み始めて、議論しながら読み進めたらさぞかし楽しいだろうと思います。

梁亦清是一名琢玉高手,但由于没有文化,没本事应付生意上的争斗,他的奇珍斋一直经营惨淡。他有两个女儿,却没有儿子,这一直是梁亦清的一块心病。因为手艺人向来”传儿不传女”。

眼看着奇珍斋后继无人而烦恼时,有一老一少来找奇珍斋。他们是正在朝圣的回回。其中一个年少的韩子奇,被玉器的魅力所震动,在他的恳求下,梁亦清收他为自己的徒弟。

梁亦清如同亲身孩子般的对待韩子奇,手把手地教导他如何琢玉。经过几年的努力,韩子奇成为出色的琢玉艺人。让人想不到的是,他师傅在快要完成难度极高的宝船时,猝然惨死。

这个宝船是从蒲绶昌接的活。蒲绶昌不是省油的灯,梁亦清的突然逝世没有造成他任何的损失,但他拿当时签的合同来勒索梁家本不必支付的钱财。不知情的韩子奇及梁家女们就相信蒲绶昌的话。为了还债,为了报仇,韩子奇作为学徒到蒲绶昌经营的汇远斋潜伏了三年。在这里,韩子奇不仅提升了自己的手艺,还偷偷学来了英语。

三年后,韩子奇还完债回到奇珍斋,娶了师父的长女壁儿。有着经营头脑的他成功地把奇珍斋重新振作起来。之后有了儿子,天星。

后来,抗日战争爆发,国内的局势变得动荡不安。为了保住自己爱不释手的玉器,韩子奇开始考虑随英国商人亨特一起去英国。但妻子壁儿坚决不肯随丈夫离开家里。最终韩子奇下决心留下妻子和年幼的儿子去英国。壁儿的妹妹玉儿这时候刚刚经历感情挫折,为了离开伤心之地偷偷地就跟着韩子奇前往英国。

韩子奇和玉儿到了伦敦就居住在亨特家。亨特的儿子奥立佛爱上了玉儿,但心里的伤疤还未愈合的玉儿对奥立佛的强烈追求毫无感觉,甚至做出断然的拒绝。原以为到了英国就会安全的韩子奇和玉儿,后来面临了战争的来袭。在这空袭中,奥利佛丧失了生命,使玉儿怨恨自己以前对他的冷若冰霜。

几年后,韩子奇回到了中国。除了儿子天星以外,他还有个女儿,叫新月。新月是韩子奇的掌上明珠,韩子奇为女儿花心思胜过儿子,使妻子壁儿处处感到不满意。而从小享受父爱的新月总觉得自己与母亲之间有一种莫名其妙的心理阻隔,一直不知道究竟是为什么。

新月靠她自强不息的毅力,考上了北京大学西语系。从小受到家庭的熏陶,新月对英语有了得天独厚的素质。在北大,她相识了她的班主任楚雁潮。楚雁潮在课余时间从事文学翻译工作。拥有同样目标的新月马上就和她老师说话投机。深沉,文静,外柔内刚的楚雁潮引起了新月无意识的好感,而新月出色的英语能力和优雅文静的气质又吸引了楚雁潮,两人渐渐地互相产生了好感。

似乎让所有人觉得天时,地利,人和都集中在新月身上时,一场谁也预料不到的不幸袭击了新月,打碎了这位对未来充满无限希望的单纯女孩子的心灵。从此,韩家的秘密终于浮出水面,对新月造成雪上加霜的打击….。

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《穆斯林的葬礼》  
霍达 著
500千字 

读书期间:2016/1/6 – 1/30

面白度:★★★★★
難易度:★★★☆☆
病みつき度:★★★★★
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2件のコメントがあります

  1. はじめまして。ろんろんと申します。実は、morimichaの時代から、あゆみ様のブログを拝見しておりました。
    《穆斯林的葬礼》、私も読破しました。「谜底」にはかなり早い段階で気づきましたが、私も女性Bに同情的な口です。
    いつか読書会に参加できれば、と思っております。

  2. Ayumi

    ろんろんさん、初めまして!
    以前のブログから見て下さっているのですね。ありがとうございます!
    ろんろんさんも女性Bに同情派なんですね。
    私もそうです。女性Aの最後の行動は受け入れられないものでした。
    いつか是非とも原書会にいらしてくださいね~(^^)
    お話できるのを楽しみにしております。
    また、ブログすごいですね。とても勉強になります。
    最近はドラマを見ていないので、ろんろんさんのブログで、
    ドラマのフレーズを勉強させていただきますね。