ママのための中国語原書会・開催報告!

初めての「ママのための中国語原書会」を開催しました。

タイトル通り、参加者はみなさん”お母さん”。

子連れOKな原書会ですので、可愛い子どもたちに囲まれ、癒されながら、

通常の原書会よりもずっとずっとゆる~い雰囲気で会が進行しました。

早速みなさんが紹介された本をまとめていきましょう。

 

お1人目はtakeikoさん。

《末日備忘錄》石頭


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バンドのギタリストとして活躍する著者は、なんと台湾人で最初に日本の武道館でコンサートをした人!この本には、シンガポールや中国などで講演した時に感じたことが綴られているようです。

 

行間が空いていて読みやすそうですね~。

 


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2冊目は、林書宇の《你走了以後,我一個人的旅程》。


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takeikoさんが持参されたこの2冊、実はつながりがあるのです。《末日備忘錄》の石頭が、俳優としてこの本の著者・林書宇が監督をつとめた映画の主演を演じているのです!本の表紙の右側にうつっている後ろ姿の男性が石頭です。

 

この本が映画の原作だと思って読み始めたのtakeikoさん。実は監督のエッセイでした。映画はこの監督の実体験を元に作られたもの。奥さんを亡くした夫と妻を亡くした夫が恋に落ちる話。自身も妻と生き別れた林書宇が、妻の死後100日あまりの期間をどんな想いで過ごしたのかが書かれています。

 


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takeikoさん3冊目は、とってもコンパクトなこちら!

上の写真で右側の《第六个小夜子》です。

薄くてコンパクトで、さらに行間も適度にあいていて、バッグにしのばせたくなる1冊でした。

1回目は中国語で読まれて、2回目は日本語の原書を確認されながら読んでいるそうです。

この本は、以前ご紹介した池袋で原書を購入できるお店・ジュンク堂本店で購入されたとのことでした。池袋には北口にもう1軒、中国語専門書店がありますね。先日行ってきましたので、こちらは近日中にブログでご紹介します(忘れていたらつついてください💦)。

お2人目はこまっちゃんさん。

《卖菜叔日记》卖菜叔


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タイトルの通り『生姜を売るおじさん』が自分の子どもたちに向けて書いた本。

 

障害を抱える父を持つ主人公・卖菜叔は、経済的理由から十分な教育を受けられず、また父の障害&貧乏を理由に周囲から馬鹿にされていました。幸い、良き妻に恵まれ、3人の子の父となった卖菜叔は、出稼ぎをしてお金を貯めて、子供たちに自分が受けられなかった教育を受けさせます。

 

次男は武術にたけており、遠征費だけでも8千~1万元と馬鹿にならない費用が必要となるのですが、それでも頑張る両親。

 

中国人は文章を語る時に、同じ言葉の繰り返しを嫌いますよね。ところが、この本には同じ言葉・フレーズが繰り返し出てくるそうです。それは勉強したくてもできなかったからだろうと思われますが、「特に伝えたい想いなのではないか」とのこまっちゃんさんの感想が印象的でした。

 

《一个人也可以》森下惠美子


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こちらは日本の漫画の中国語版。

独身女性のプライベート、職場にまつわる話を漫画にしたもの。

肩の力を抜いて中国語に触れたいときにぴったりな印象でした。すいすい読めそうです。

ガタガタなどの中国語のオノマトペを覚えられるというのは本当だと思いました。

オノマトペって結構難しいので、暗記しようと思って覚えるよりも、楽しんで自然に覚えたいですよね。

 

そして最後は、《樹先生成長記》という絵本をご紹介くださいました。

 


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可愛いイラスト満載で身の回りのことを覚えられるだけでなく、知識も身につけられるようになっています。お子さんと一緒に読んだら中国語に興味を持ってくれるかもしれませんね。

3人目は弥太郎さん。(弥太郎さんのブログはこちら

《遇见・亲爱的宝贝》吴淡如


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台湾の著明司会者が子育てについて綴った本。

著者の吴淡如は、40歳過ぎてからの高齢出産で、双子を妊娠するも1人は亡くなってしまったようです。

 

一見、子どもが生まれて幸せ、私♪な本なのかな?という印象を受けますが、そうではないようです。

子ども向けに書かれているけれど、中身は子ども向けというより、自分の考えを述べており、「一人が好き」「孤独が好き」という著者のキリッとしたスタンスが感じられるそう。

《小姨多鹤》严歌苓


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今月のオンライン原書会の課題本として弥太郎さんが読んでいるのが《小姨多鹤》。冒頭の開拓団が逃れるシーン、壮絶ですね。。。重いのにまだまだ序章、一体どんな展開が待っているの!?と思わされるオープニングです。読了後のご感想をうかがうのが楽しみです(^^)

そして、ママ原書会に合いそうということで、持ってきてくださったのがこちらです。

《天下父母》


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表紙にある5名の作家によるエッセイ集・・・かと思いきや、そうではありません。5名がそれぞれ厳選した親子関係に関する様々な作家のエッセイが入っています。

1篇は2~5ページ程。登場する作家は中国人もいれば、日本人など外国人作家もいます。作家が変わるため、読みづらさもあるけれど、「自分の感覚に合う人を探すことができる」とおっしゃっていました。

これは過去の原書会でも、同じようにおっしゃっている方が複数いらっしゃいました。自分が好きと思える作家に出会う効率的な方法ですね。

私はこちらを紹介させていただきましたが、9割までしか読めていませんでした。。

《最后24小时》刘薇


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小児科病棟を舞台とした100%医療現場の小説。そういえば、恋愛ありません!(今のところ)。恋愛ネタがないのは珍しいですね。読了したらブログで紹介します。

最後にママ会をやってみて感じた私の”意外”な感想。

今回、私の子どもは熱のため急きょお休みとなりましたが、他のみなさんはお子様連れ。

(残念なことにお1人、同じくお子様・お母様の体調不良でお休みとなりました。次回こそは是非!)。

傍から見れば「ママ会」なのですが、不思議なことに、私は終始、”子持ちママ”と話している感じがありませんでした。

もちろん育児の話や悩みもざっくばらんに語りながら、原書を紹介していたのですが、

知り合うきっかけが「中国語」だったためか、私にとって、参加された方たちは、「ママ友」というより「原書仲間」という印象が強かったです。

今回参加されたみなさま、お子様連れで大変な中、そして駅から徒歩10分というアクセスがいまいちな場所にも関わらず参加してくださってありがとうございました!!

今後の開催については、参加希望の方の居住地に合わせて、開催場所を決めたいと思います。

今回開催してみて、店内は子どもで結構にぎわっているので、4名程がちょうどよいことがわかりました。

今後の開催を希望される方、場所の要望(関東)がありましたら、以下よりご意見・ご要望をお気軽にお寄せくださいね。よろしくお願いします。

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1件のコメントがあります

  1. りゅうかね

    あゆみさん、この間参加できず申し訳ありませんでした。また次回ぜひ誘ってください。