【中国現地書店レポート】上海で最も美しい書店 钟书阁 その1

前回の北京に続き、現地書店巡りの目的地として今回は上海を選びました。

訪れたのは12月。今回は2泊3日で行ってきたので、前回よりも多くの書店へ足を運ぶことができました。6年前と比べ書店が増えていて驚きました。文学の香りが一層漂う上海を歩き回ることができて幸せでした。

書店に並ぶ本は既に変わっているでしょうが、上海の本屋さんの雰囲気を少しでもお届けできれば嬉しいです。

上海で最も美しい書店

1軒目は钟书阁。「上海で最も美しい書店」と評されているのを知り興味を持ちました。

既に上海で複数店舗を構える钟书阁、静安寺にオープンしたということで、こちらに行ってきました。

静安寺の地下鉄直結の百貨店・芮欧百货大楼の4階にあります。

4階に行っても、書店がどこにあるかすぐにはわかりませんでした。4階の奥にあるのですが、書店があることを事前に知らなければ、書店の存在に気づかない人も多いと思います。


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私の写真では伝わらないのが悔しいですが、実際はもっときれい。美しいというよりスタイリッシュな感じでしょうか。


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オリジナリティのある陳列、わかっていただけますか?


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入口入ってすぐのこのあたりはスタイリッシュな雰囲気がありますが、

奥に入ると薄暗い灯りで、落ち着いた空間が広がります。

奥に行くとわかりますが、外見より結構広いです。


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薄暗さを除けば申し分のない私好みの書店でした。

この写真のように、座って読むスペースが十分にあります。

ただ、本棚を眺める場合、照明が十分でないので、既に買いたい本が決まっている場合はいいのですが、何を買おうか棚をじっくり眺めたい私にとって、やや見づらかったのが残念でした。

三联出版の作品が多め

前回、北京の三联书店へ行ったためか、三联出版の本に目がいきました。

こちらでは三联出版の作品が多く置かれている印象があります。

前回初めて知った杨绛の作品がたくさんありました。


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今回は北島という作家の作品もよく目につきました。これも三联出版コーナーです。


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前回の書店巡りを経て、私の中で三联出版への興味がじわじわとわいてきたせいか、

この書店では三联出版の棚のあたりで長い時間を過ごしました。

のちに買って良かった!!!と何度も感じた《独立日1  用一间书房抵抗全世界》に出会えたのはこの書店でした。この本も三联出版。陳列の様子を撮り忘れてしまったのが悔やみです。


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私にとって三联出版は「間違いのない本に出会える出版社」になりつつあります。

現在よく売れている本とは一線を画し、独自の選択基準を備えている出版社という印象です。

その2に続きます。

 

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