【中国現地書店レポート】上海の24時間営業書店 大衆書局 その1

原書大好き通翻訳者のAyumiです♪
お待たせいたしました。上海の書店レポート2軒目です。
前回の北京での反省から、地下鉄であまり移動したくなかった私は、ホテルとバスを1本で行き来できるよう、宿泊場所の選択を工夫しました。泊まったのはMason Hotel。ホテル近くのバス停から167のバスに乗ると、書店が密集する福州路へ1本で行けます。
前回ご紹介した钟书阁へは地下鉄での移動でしたが、残りの本屋さんをバス1本で移動できたのは楽ちんでした。
読書で一夜を明かせる大衆書局
上海の本屋さん・2軒目は24時間営業の「大衆書局」です。
場所は福州路沿い。この通りにはもともと大型書店の新華書店もあり、古本屋さんも立ち並ぶ場所。数歩歩けば本屋さんが視界に入ってきます。本好きにはたまりません!!
この書店、2010年に上海へ行った時にはありませんでした。
当時、福州路沿いのこの書店のすぐそばにあったホテルに泊まったのでよく覚えています。
まだできて数年の本屋さん。
北京にも24時間書店がありましたね。台湾に続き、大陸でも24時間書店が普及してきているのでしょうか?
早速中を見てみましょう。
入口にも24時間営業の文字がありますね。本好きならこれだけで心躍りませんか?
この安売り棚の前で足を止めなくて大丈夫ですよ。2階のワンフロアなのに、この本屋さん、奥がとても広いですから!
入口から独特です。住所もばっちりアピール。福州路579号です。
入ってすぐのところは新書コーナー。
左側を向くとゆとりあるスペースに見やすい陳列。
この書店は照明も十分に明るく、陳列もみやすく、申し分ありませんでした。
ベストセラーのコーナー。
嬉しいカフェ併設!
カフェスペースの他にも座って読書できるスペースがありましたが、会員制のようでした。会員であれば座って読書に没頭できるようです。この点は前回ご紹介した钟书阁とは異なるところ。そのせいか、陳列棚付近にいる人の数が钟书阁よりずっと少なかったです。
じっくり読みながら本を選びたい方には钟书阁がおすすめ。唯一の欠点は照明が十分でないこと。
もちろん”中国式”で床に座って読む場合はこちらの書店でも全然問題ありません(^^)
どちらの書店も静かで落ち着いた雰囲気です。
ビジネス書が充実
この書店、結構広いのです。
奥の部屋には文学作品からミステリー、台湾・香港の作品などがずらりとあります。
それとは対照的に、入口から近い平積みコーナーには、新作・ベストセラーの他にビジネス書が置かれていました。ビジネス書の平積み率は結構高いかも!?
ビジネス書の面積が広めなので、奥の部屋の存在にうっかり気づかないところでした。てっきりここには一般の小説は少なめなのかと思ったほどでした。
日本のビジネス書の翻訳版もありますね。
散々迷って分厚いこの本を購入しました。
銀行を舞台にしたアメリカの小説。Amazonのコメントを店内で確認し購入。
ドラマがアメリカで高視聴率のようですね。
平積みされていて気になり、こちらの本も購入。こういう本って早く読まないといけないのに、まだ読めていません💦買ってもすぐ読まないくせに、こちらのビジネス書コーナーでは予想外に時間を費やしました。
その2に続きます。